「多動力」を読んで響いた言葉5選

レビュー
堀江貴文著 「多動力」

ほんとこの人の考え方は物事の芯を捉えていて、今までの自分の行動を見直す良い機会をもらえるなと思います。今日はこの「多動力」を読んで、僕が今後生かしていきたいと思った言葉を5つ紹介していきます。

寿司職人が何年も修行するのはバカ

職人の世界には新人は最低3年間は雑用とか、包丁が握れるまで5年とか、伝統やら掟みたいなものってありますよね。でも情報に溢れている現代では職人のノウハウなんてものも入手するのは簡単なんです。
職人に弟子入りして、なんとしてもこの人から知識、技術を学ばなければ、なんて状況にはならないんですよね。効率化が求められる昨今では時間で区切ってまず雑用させて、順次育てていくなんてのは非効率だなと感じました。

飽きっぽい人ほど成長する

飽きるという事は、その物事についての理解、技術がある程度身についているという前提での考え方です。どんな分野でも80点を取る事は難しくないが、残りの20点を獲得しようとすると、それまでよりも難易度も所要時間が一気に増す様です。
一つの分野である程度の点数を取ったら、そこを突き詰めるより、また別の分野に移る方が新たな発見ができます。点数で表現する場合に、人生でより多くの点数を獲得出来たら楽しく豊かな人生になるのではないかと思います。
ただし、極端にすぐ飽きてしまうと何の身にもならないので、意味のある「飽き」を重ねたいですね。

経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない

これは経費精算に限らず、自分じゃなくても出来る仕事は自分でやらないという考え方です。実際には誰もやってくれる人もいないので自分でやるしかないケースが多いと思いますが、社内社外限らずこの言葉を意識していれば、効率化を図れるシーンはあるのではないかと思います。
「自分にしか出来ない仕事をする」かっこいいですね。

現代人は「無駄な時間を我慢できない」

人の時間感覚は速くなっていて、昔は2時間の空き時間をヒマと言ったが、今は2分の空き時間も我慢し難い時代。これはやはりスマホの普及が最も大きく影響を与えている様です。youtubeでもカットを多用して、とにかく短い時間で多くの情報量を詰め込んだ動画が人気だったりします。みんな短時間で情報を得たいって事ですね。時間を割く事はコストと捉えて、コスパの良い行動を積み重ねていきたいですね。

質問力がない人の共通点はメールやラインが長い事

これ、3通りの人がいると思うんです。

  • 話が頭の中でまとまらない人
  • 多く話せば知的(できる人)に見えると思ってる人
  • 話を聞いて欲しいだけの人

どちらにしても良くないんですが、長い話は相手にとってはすごく聞きづらいですよね。質問なら質問で、聞きたい事だけを聞けばいいのに、なんだか形式を気にしたり背景を伝えようとして、結局何も伝わらなく人っています。質問において、質問したい事以外は自分の為の言葉で、結局のところ不要なんだと思います。色々話したい気持ちをグッと抑えて、シンプルで相手が答えやすい質問力を身に着けていきたいものです。

最後に

まだまだ刺激を受けたポイントはたくさんあるのですが、今回は5点とさせて頂きました。「効率化」「行動の価値を高める」そんな意識を持つきっかけになる1冊だと思います。
世間では働き方改革って盛んに言われていますが、「会社が変わってくれないと」と思う事がたくさんあると思います。
だけど、自分じゃどうにもならない部分はやっぱりしょうがないです。そこで諦めずに自分で出来る工夫を日々凝らして、自分の時給の向上(時短)、ひいてはプライベート時間の創出、満喫につなげていきたいですね。

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